Vol.21
CULTURE
May 9, 2022
夏はもうすぐ!
小値賀のビーチ

夏はもうすぐ。
冷たい北風が吹く日々から、温かいそよ風が気持ちの良い季節になりました。

透き通ったおだやかな海で身も心もリセットしませんか?
沖縄に負けないくらいの美しいビーチが小値賀島で待っています。

 1.柿の浜海水浴場

小値賀町民自慢の「柿の浜海水浴場」はまるで天国のよう。
白浜でエメラルドグリーンの海はずっと見ていられます。
更衣室やシャワー(冷水のみ)、お手洗いもあるので、安心。
東屋もあるので、日陰で休むこともできます。
満潮の際は砂浜が見えなくなるので、干潮の時に行かれるのがおすすめです。

夏はシーカヤックSUP、バナナボート、トーニングチューブなどもお楽しみいただけます。

シュノーケリングの場所としても最適!岩場には色鮮やかな珊瑚やお魚さんたちに出会うことができます。シュノーケリングのレンタルはないので、ご持参くださいね。


週末には地元の家族で賑わいますが、平日はほとんど人がいないプライベートビーチ状態。好きな本や食糧を持ち込んで、一日中思い思いの時間を過ごしましょう。

Page link: https://ojikajima.jp/travel/see/15703.html
アクセス:フェリーターミナルから自転車で15分

2. 白浜海岸

別名しらはまSDGsビーチ!

白浜海岸は潮流などの関係から小値賀の中で最も海洋ゴミが溜まりやすい海岸で、長年蓄積された海洋ゴミがたくさんあるビーチでした。砂浜にもゴミが多く、泳ぎに行く人も少なくなっていました。
2021年春、島に住む青年が、自分の幼少期の頃のキレイな白浜海岸を取り戻すべく、早朝ビーチクリーン始めました。なんと、自ら重機を取り寄せてゴミを除去するという本気のビーチクリーンです。
そんな青年の行動に多くの町民が感動し、早朝のビーチクリーンに参加するようになり、今では昔の姿を想像するのが難しいほどうつくしいビーチになりました。


白浜海岸は町民の海洋ゴミ問題への意識を高めることにもなりました。海洋ゴミはなくなることはありません。毎日漂着し続けています。

小値賀町では町民全員での海岸清掃をしていたり、有志団体「りっぱカンパニーズ」では毎月島内の色々なビーチでビーチクリーンをしています。私たち「おぢかアイランドツーリズム」も大好きな小値賀の海と自然を守るための取り組みの一つとして、OJIKAGREENTRIPプロジェクトを行なっています。
「クリーンキット」.

海岸脇にはカラフルなアートで飾られた東屋があります。
手作りのブランコもありますよ。

なお、トイレやシャワーは現在も利用することができません。
※平成28年に砂浜に「ヒメスナホリムシ」という虫が出現することから小値賀町役場が遊泳禁止と発表しています。砂浜に生息する海のダンゴムシと言われ、毒はありませんが噛まれるとチクっと痛みますので、ビーチサンダルを履いたり、レジャーシートを敷いたりし、自己責任の元、対策をしましょう。

Page link: https://ojikajima.jp/travel/see/669.html
アクセス:フェリーターミナルから自転車で15分

3. 五両だき

小値賀で「ダキ」とは「崖」のこと。
小値賀島は火山で出来た島で、島のあちらこちらには「ダキ」と言われる火山の噴火口のあとがあり、五両だきもそのうちの一つです。
海水に侵食されたことにより、隠れたビーチになっており、小値賀のNo. 1スポットと名高い場所です。


ビーチに行くには、ゴツゴツとした岩を降りる必要があります。足元が悪いので、注意しながら降りてください。特にお子様には危ないので注意が必要です。
また、トイレやシャワー、更衣室はございません。自然状態のビーチとなります。
一番近いお手洗いは「柿の浜海水浴場」となります。

注意①
五両だきへの道は少々分かりづらいです。
Googleマップを頼ると迷うので、看板を頼りに進んでください。
農道を進むと猪よけのゲートがあります。ゲートを開けて、車で入ることもできますが道がぬかるんでいるとハマってしまうことがあるので、ゲートを入らず、左の道の先に駐車スペースがあるのでこちらにお車を停めていただくのがおすすめです。
ゲートを開けたら必ず閉めてくださいね!

注意②:ビーチに降りたら、崖の近くには行き過ぎないでください。
落石の可能性がありますので要注意です。

夏には五両だきの浜から夕日が沈むのを見ることができます。
太陽が沈むとあっという間に真っ暗になります。
外灯はほとんどありませんので、お帰りの足元には注意が必要です。

Page link: https://ojikajima.jp/travel/see/802.html
アクセス:フェリーターミナルから自転車で15分

4. 野首海岸

小値賀島から町営船で約20分のところにある野崎島。
野崎島には小値賀島にはない、300メートルほどの長さの白浜があります。


野首海岸は旧野首教会の近く、野崎島唯一の休憩施設「野崎島自然学塾村」の麓にあります。監視員はおらず、日除けもない、自然状態の浜ですので安全管理や日焼け対策はご自身でお願いいたします。

野崎島は人が住んでいない無人状態の島で、野生の鹿が約400頭、最近はイノシシも住み着くようになっています。
2018年7月、『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』が世界文化遺産登録され、【野崎島の集落跡】も構成資産の一つとして認定されています。

Page link: https://ojikajima.jp/nozaki
アクセス:小値賀港より町営船で25分。野崎港から徒歩20分。

5. 赤浜海岸

最後に、小値賀ならではのビーチといえば「赤浜海岸」です。
小値賀島は火山で出来た島で、全体的に赤土の島ですが、ビーチが赤いのはこの赤浜海岸のみです。赤い浜の海岸は世界的にも珍しいそう。

赤浜海岸の脇には赤い崖があり、こちらも火山の噴火口の一つとのこと。
大潮の干潮の際に行くと赤い崖の近くまで行くことができます。

赤浜海岸は他の海岸のようなエメラルドグリーンではありませんが透明度はとっても高いです。

赤浜海岸は海底が急に深くなっていたり、海底ケーブルが通っているため、遊泳禁止となっています。
水切りをしたり、シーグラスを拾ったり、海岸でお楽しみください。

Page link: https://ojikajima.jp/travel/see/655.html
アクセス:フェリーターミナルから自転車で10分