お知らせ
SEA you againプロジェクト「拾った海洋プラスチックを新しい命に生まれ変わらせよう!」
2022.06.24 / News

わたしたちのこと

ビーチクリーンをして集まったごみは結局どうなる?
そんな疑問から始まりました。

小値賀の海洋ごみは定期的に島外に搬出しているとのことですが、
現状再生することは難しく、ほとんど島内に埋め立てられるそう。
埋め立てることができる場所は限られ、いつか限界がきます。

島の最終処分場は、島の闇と言っても過言ではない、衝撃的な場所であり島の現実です。

人間の役に立つために生まれてきたものたちがあっという間に捨てられ、なぜか海に流れ着いてしまった現状。
いつの間にやら「ごみ」と呼ばれるようになってしまった現実もとても悲しいことです。

そんな中、希望がありました。

海洋ゴミとして廃棄されたプラスチックを材料として、それを美しい伝統工芸品に生まれ変わらせたプロダクト『buøy(ブイ)』のブランドを運営している「テクノラボ」さんとの出会いがあり、一緒に活動させていただくこととなりました。

回収された「海洋プラスチックごみ」を様々な島民の手によって、分別・洗浄・粉砕。
これを「テクノラボ」さんが”海洋資源”として買い取ってくれるのです。

テクノラボさんのプラスチック再生技術によって”小値賀産100%原材料”の海洋プラスチックが誕生。厄介者と呼ばれたごみたちが新しい役割を担って、また島へと帰って来てくれたのです。




私たちができること。

使い捨て製品が増える中、本当にその商品を買う必要があるのか。
長く使うことができるものか。
一度立ち止まって考えてみる。
そんなことから始めてみませんか?

海からプラスチックがなくなることを目指して、
小値賀の海の現実をたくさんの人に知っていただきたいと思っています。


OJIKA ISLAND GREEN TRIP第2弾!
「拾った海洋プラスチックを新しい命に生まれ変わらせよう!」
SEA you againプロジェクト

横浜のプラスチックメーカー「テクノラボ」さんと九州産業大学芸術学部ソーシャルデザイン学科のみなさんにご協力いただき、実現いたしました!

海洋プラスチックをヒーターで加熱、プレス機でプレスし、長く大切に使ってもらえる小値賀島オリジナルのブローチを作ります。
ブローチの型は小値賀の特産品の「落花生」と野崎島に住む「鹿」。
九州産業大学芸術学部ソーシャルデザイン学科の学生、安田美菜さんのデザインです。
お気に入りのバックや洋服、帽子などに付けて長く使ってください。

ご自身で拾った海洋プラスチックを使って作るとなお愛着が湧くブローチになります!
是非ビーチクリーンを実施していただきお1人当たり5gほどの小さいごみ(例:ペットボトルキャップ3個分くらい)をお持ち込みください!

体験の詳細はこちらからどうぞ


テクノラボさんの取り組み「buoy」のストーリーはこちらをご覧ください。