2018年「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録された野崎島。
潜伏キリシタンの営みを伝える遺跡という、他に類例を見ない魅力ある遺跡である一方、ほぼ無人という環境下のために、保護には大きな課題があります。
世界文化遺産「野崎島の集落跡」の保護を目的として、令和4年度からはじまった野崎島レスキュー隊事業。これまでに町内外から58名の参加がありました。イノシシの掘り起しから石垣を守るために、設置したネットの長さは、延べ４７０ｍに達しています。
世界文化遺産の保護事業に是非、ご参加ください！

※野崎島は畑跡や旧野首教会周辺の石積み数箇所が最大幅約15メートルにわたって崩落するという問題が発生しています。野生のシカやイノシシが石積みをつつき、風雨などの影響を受けて崩れ落ちた可能性が高いと考えられています。レスキュー隊事業では、これ以上、石積みが崩れないよう、石積みを最小限に覆う対策等を実施いたします。
読売新聞　2022.12.24夕刊　世界文化遺産の獣害についての記事

＜第1回のレスキュー隊活動の様子＞
第1回レスキュー隊実施報告ページ

世界文化遺産の保護活動に是非参加してみませんか？
町外からのご参加も大歓迎です。

皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。